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対応できる症状

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症状説明(首)

neck case

緊張型頭痛

名前の通り『緊張』による頭痛ですが、緊張には幾つかのパターンがあります。例えば、多くの人から注目を浴びてスピーチをする。などの一時的な緊張もあれば、日々の生活の中で持続的にかかる緊張もあります。前者のような一時的な緊張から、この症状を引き起こすことは少なく、多くは後者で起こることがほとんどだと認識しております。緊張型頭痛が起こる原因はさまざまありますが、なかでも影響している部位は後頭下筋群です。この後頭下筋群がなんらかで『緊張』をすると、脳内へ流れる血流が悪くなり、頭痛を引き起こします。
頭痛は両側に起きやすく、頭をしめつけられる感覚が数日間続く。また、めまいのような感覚を感じたり、光がまぶしく感じたりする方もなかにはいらっしゃいます。

当院での対処法

後頭下筋群を緩めて血流を促進させる。また、この筋肉を緊張(拘縮)させてしまう他の原因も解消させて、後頭下筋群が一時的に緩むのではなく、継続的に緊張しないように、からだのメンテナンスをさせていただきます。ご本人にも簡単な体操を指導させていただき、より良いからだ作りを一緒に作っていきます。
 

 

 

片頭痛(偏頭痛)

代表的な頭痛の一つに片頭痛があります。名前にもあるように頭痛は片側に出ることが特徴ですが、両側に出る方もいらっしゃいます。この頭痛の原因は、はっきりとわかっておりません。その一方、さまざまなからだの不具合から片頭痛を引き起こしてしまうとも考えられています。片頭痛の特徴はズキンズキンと脈を打つような頭痛で、「動けない」「休みたい」と感じるほど重い頭痛です。また吐き気やおう吐、光や音に敏感になることもあります。

当院での対処法

原因がはっきりとわからない症状のため、これをすれば改善できる。とは言えませんが、お客様の日常生活で起きている不具合(首や背中が動きづらい、からだがこわばる、からだのだるさが取れない、寝つきが悪い・睡眠不足、からだの歪みが気になる。など)を一つ一つ改善することで、片頭痛を引き起こす三叉神経への刺激を軽減させることはできると考えております。

 
 

 

頸椎椎間板ヘルニア

首の骨は7つあり、その骨と骨の間には椎間板があります。この椎間板が正常な位置から飛び出る(ヘルニア)ことで、首にある脊髄神経を圧迫してしまい、肩甲骨周辺から腕、手にかけての痛みやしびれを引き起こします。椎間板の性質から考えると比較的若い10代~30代に発症しやすいのが特徴ですが、実際には40~50代でも多くみられる症状です。原因はいくつもありますが、基本的には猫背の姿勢が長期にわたり続くことで発症します。例えば、長時間のスマホ使用・長時間の運転・長時間のパソコン業務・足を組んで椅子に座るなど、どれも背中が丸くなる動作の一つですが、これらを長時間・長期間に渡り続けることで、椎間板が正常な位置から飛び出てしまいます。

当院での対処法

筋肉のアンバランスを調整しながら、頸椎(首)のゆがみを矯正することで、椎間板が正しい位置に戻れるようになります。そして椎間板の働きを利用しながら、椎間板を正しい位置へ戻していきます。これにより、痛みやしびれを改善することが可能になります。手術を勧められてお困りの方もぜひ一度ご相談ください。
 

 


 

症状説明(肩)

shoulder case

肩こり

現代人の多くの人が抱える症状です。肩こりを重くとらえる方は少ないと思いますが、肩こりは『万病の元』と言われています。肩こりから頭痛、睡眠障害、呼吸の乱れや自律神経障害、五十肩(四十肩)、腰痛、ひざ痛などの症状を引き起こすことも少なくありません。重度の肩こりの方や慢性肩こりの方はすでに上記の症状を合併しているかもわかりませんが、軽度の方も『ただの肩こり』と軽視することなく、しっかりと症状に向き合うことが重要です。
主に、首から肩、背中にかけてのだるさや張り。ひどい場合は、痛みや気分の悪さ、吐き気、頭痛なども引き起こします。

当院での対処法

首から肩、背中にかけての筋肉の調整や背骨の矯正を行います。また肩こりを引き起こす原因が他にもある場合は、その場所の調整や働きも促します。もちろん施術だけではなく、ご本人にも肩こりに有効な体操をしていただき、日々の姿勢改善も努めながら、一緒に症状の改善を目指します。
 

 


 

五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)

一般的には肩が上らなくなる症状を五十肩・四十肩と言いますが、正式名は肩関節周囲炎といいます。原因はさまざまですが、首こりや肩こり、猫背や背中の張り、肩甲骨の可動性減少などが原因になります。これにより肩関節と肩甲骨の連動性が乱れてしまい、炎症を起こします。また、この症状が急に現れることはありません。上記の状態が長期間続くことにより、肩関節の周囲でだんだんと炎症が強くなり、肩が上らなくなります。症状は、手を上にあげると肩が痛い、手を後ろに回すときに肩が痛い。ひどい場合は夜の寝返り時に、肩に体重がかかると痛みがでます。

当院での対処法

肩関節周囲炎は重度と軽度と大きく分けて二種類あります。軽度の場合は肩を動かすことも可能なため、肩甲骨から背骨の矯正を重点的に行います。重度の場合は肩を動かすことが出来ませんから、肩を動かせる範囲で肩甲骨から背骨の可動域を向上させながら、肩甲骨から肩の筋肉アンバランス調整も行い、肩関節周囲の血流を促進させて、痛みの改善を目指します。病院に行ってもよくならない。とお悩みの方も一度ご相談ください。
 

 


 

症状説明(背中)

back case

背中の痛み

背中の痛みの原因はいくつもあります。スマホ、デスクワーク、運転などで同じ姿勢のまま長時間動かない、また運動不足や姿勢の悪さから起こるからだの歪み(骨盤から背骨にかけての歪み)、背中周辺の筋肉アンバランス、精神的ストレスも背中の痛みを引き起こす原因になります。症状は、背中が痛い。背中に感覚異常がある。背中を反らすと痛い。背中を反らすことができない。呼吸が浅い。睡眠の質が悪い。眠りが浅い。疲れが取れない。集中力が続かない。などさまざまです。なかには内臓や血管・神経などに問題があり、痛みを引き起こす場合もあります。

当院の対処法

まずはカウンセリングと検査法を使用しながら、当院で対処できるかを判断します。対処できない場合は病院を勧めます。対処できる場合は、筋肉バランス調整や骨盤・背中(脊柱)の矯正をかけて、背中(脊柱)のバランスを整えます。また、ご本人にも背中を動かす体操や姿勢改善を努めていただき、一緒に痛みの改善を目指します。
 

 


 

症状説明(腰)

waist case

腰椎捻挫

現代人の多くの人が抱える症状の一つに腰痛があります。
その原因はさまざまですが、そのなかの一つに腰椎捻挫があります。
腰椎捻挫は、腰椎の関節を守る靭帯を損傷することで起こる症状です。
靭帯損傷の原因はいくつかあり、一つは外部からの衝撃です。
例えば、スポーツでの接触により靭帯を損傷したり、事故で強く腰を打ちつけて靭帯を損傷する場合もございます。
ただ、腰椎捻挫のなかでも多いのは、姿勢の悪さや運動不足などが原因で腰椎に必要以上に負担をかけて、靭帯を傷つけてしまうことです。
それにより、腰を曲げてモノを取ろうとすると腰が痛い、洗面台で腰を曲げて顔が洗えない、靴下を履こうとすると腰が痛い、長時間椅子に座るのがつらい。夜の寝返りが痛い。などの症状を引き起きます。

当院での対処法

急性の腰椎捻挫(ぎっくり腰)の場合は、アイシングをして患部を冷やします。
慢性の場合は靭帯損傷の原因になっている関節の矯正や、筋肉のアンバランスを調整して、腰椎が必要以上動かないようにベルトで固定します。
ご本人にも姿勢改善と、腰に痛みがでない範囲で体操をしていただき、腰痛の改善を一緒に目指します。

 

 


 

腰椎椎間板ヘルニア

腰痛のなかでも比較的多い症状です。腰椎は5つの骨で基本的には構成されていますが、骨と骨の間には椎間板が存在しています。この椎間板が本来の正しい位置から移動してしまう(飛び出してしまう)ことで、お尻から太もも、ふくらはぎ、ひどい場合は足先まで痛みやしびれなどの感覚神経障害を引き起こします。また、椎間板の性質から考えると若い年代(10代~30代)で発症しやすいですが、実際には40~60代でも多くみられる症状です。
原因は腰を大きく捻ることや、大きく前に曲げること(中腰)です。スポーツ選手で椎間板ヘルニアになる方はとても多いですが、一般の方でも日常の動作や、からだのゆがみなどで長期間椎間板に負担をかけてしまい、椎間板ヘルニアを発症する方も少なくありません。

当院での対処法

腰椎(腰)周辺の筋肉バランス調整と、腰椎(腰)から脊柱(背骨)のゆがみを矯正して、椎間板のかたむきを整えます。そして椎間板の働きを利用しながら、飛び出た椎間板を元の場所へ戻していきます。これにより、痛みやしびれを改善することが可能になります。手術を勧められてお悩みの方、症状でお困りの方は一度ご相談ください。
 

 


 

腰椎分離症

腰の骨(後方部)を疲労骨折してしまう症状です。
基本的に成長期の10代に起こりやすく、なかでもスポーツなどで腰を大きく捻る、反らす動作を繰り返すことで発症します。
症状は腰を動かす時に痛みがでます。
腰を後ろに反らす・前に曲げる。捻る。ジャンプをした後の着地の衝撃などで痛みます。
また成長期に起こりやすい症状ですから、学校の授業で椅子に座っていることがつらい。ともよく言われます。
早期発見の場合は、病院で適切な治療を受けることで完治しますが、発見できずそのままにしてしまうと骨折した所が元に戻らなくなり、腰椎の骨が分離したままの状態になります。
症状が進行すると腰椎分離症を引き起こすため、足への痛みやしびれを伴う場合もあります。

当院での対処法

早期の場合は病院での治療を勧めます。
それ以外の場合は、腰椎(腰)周辺の筋肉バランス調整や腰椎に関連する関節に可動をすることで、患部への負担を軽減させます。
ご本人にも腰椎に負担がかからないように、姿勢の改善や簡単な体操を指導させていただき、症状と上手くつきあえるような身体づくりを一緒に目指していきます。

 

 


 

症状説明(骨盤)

pelvis case

骨盤捻挫

骨盤といわれる三つの関節(左右の寛骨、仙骨、尾骨)を安定させるために靭帯が存在します。この靭帯が傷つくと関節が不安定になるため、骨盤周辺に痛みを引き起こします。原因は長時間のデスクワーク、運転、運動不足。また、家庭菜園などの作業で何度も繰り返し腰を前に曲げる(中腰)動作が多い。猫背・横座り(お姉さん座り)なども、骨盤の靭帯を傷つけてしまう原因の一つになります。

当院での対処法

痛みが強く、からだを動かすこともつらい場合は、安静とアイシングを勧めます。からだを動かせる状態であれば、骨盤周辺の筋肉を緩めて血流を促進させる。また骨盤に負担をかけている部位の関節を可動して、痛みの改善を目指します。ご本人には骨盤の関節が安定するように骨盤をベルトで固定してもらいながら、日常で気をつける動作や骨盤に痛みがでない範囲で簡単な体操を指導させていただきます。
 

 


 

骨盤の歪み(からだの歪み)

骨盤はからだの中心部になるため、骨盤が歪むと上半身や下半身にさまざまな不調を作り出します。ではなぜ、上半身と下半身に影響が出るかを先にご説明します。例えば、人が歩く時、右手が前に出ると左足を前に出します。これにより、からだに中心軸が出来て、歩くことが容易になります。ここで重要なことは『この時に人は意識をしていない』ということです。からだの機能により、無意識に手と足が逆に出るようにしています。同様に、骨盤が右に傾けば必ず背骨は左に傾き直します。それにより、からだを安定させようとします。この時にもからだの機能が無意識に働いて、傾きを補正しています。だからほとんどの方が自分のからだが傾いていることに気づかないのです。
この状態が長期間続くと、どんどん歪みが大きくなります。そこで初めて自分でも「からだの歪み」に気づくのです。
または、歪みに気づく前に、背中や腰が痛い。肩こりや頭痛がひどい。股関節や膝が痛い。女性であれば生理痛がひどくなった。などの症状を訴える方も少なくありません。骨盤の歪みが気になる方、からだの歪みが気になる方はこれ以上大きく歪まないように早く対処しましょう。
歪みの原因は、足を組んで椅子に座る。床に座る時に横座り(お姉さん座り)をする。猫背、姿勢が悪い。カバンを片側の肩にかけている。手枕をしながら横になってテレビを観る。などの左右非対称の姿勢・体勢です。

当院での対処法

骨盤周辺の筋肉バランス調整や骨盤の矯正。また他の関節にも歪みがある場合は、その部位(関節)の矯正。必要な場合はブロックも使用します。
ご本人には簡単な体操と、日常で気をつける動作や姿勢改善に努めてもらい、一緒に歪みの改善を目指します。
 

 


 

症状説明(股関節)

hip joint case

変形性股関節症

名前の通り、股関節の骨頭部(先端)が変形を起こしている症状です。原因は股関節骨頭部と寛骨(骨盤に含まれる関節)の間の関節軟骨がさまざまな原因により擦り減ることで、骨同士が擦れ合い、股関節骨頭部に変形を起こします。変形した骨をもとに戻すことは出来ませんから、病院では変形した骨頭部を人工骨頭に変える手術を行います。

当院での対処法

変形性股関節症の方は軽度と中度と重度に分かれます。重度の方は常に股関節に痛みを感じます。この痛みを軽減させることは難しいかも分かりませんが、手術前の最後の手段として当院で施術される方もいらっしゃいます。初期の痛みは、動き始め(椅子から立ち上がる一歩目)に痛くなることが多く、動き出すと痛みを忘れる。という特徴があります。中度の場合は痛む時間が長くなったり、痛む回数が増えたりします。施術は重度でも軽度でも同じです。股関節を動かす筋肉のバランス調整と、股関節可動を無理のない範囲で少しずつ行うことで、関節部の組織循環を促進させます。ご本人にも日常で注意する姿勢をお伝えして、股関節の簡単な体操もしてもらいながら一緒に痛みの改善を目指します。
 

 



 

股関節痛

痛みの原因はさまざまあります。股関節の骨頭部(股関節胞内)に痛みがでているものと、骨頭部ではなくその周辺(股関節胞外)に痛みがでているものと、大きく分けると二つあります。骨頭部(股関節胞内)に痛みがでている場合は、骨頭部の可動域を向上させることで関節胞内の組織が活性します。それにより骨頭部の炎症を抑えることが可能になります。骨頭部ではなく、骨頭部周辺(股関節胞外)に問題がある場合は、股関節に付いている筋肉の調整、筋肉の柔軟機能を向上させることで炎症を抑えることが可能です。もちろん、病院でないと治療できない股関節痛(股関節脱臼、大腿骨頭壊死など)もありますから注意が必要です。
症状は、足を上げる時(股関節を動かす時)に痛い。歩いていると痛い。あぐらをかくときに痛い。椅子に座っていると痛くなる。など、さまざまです。

当院での対処法

カウンセリングと検査法を使用して、当院で対処できるかを調べます。当院で対処できない場合は病院を勧めます。対処できる場合は、痛みの原因となる部位の関節可動や、股関節にまつわる筋肉のバランス調整をします。ご本人にも股関節の簡単な体操をしていただきながら、一緒に痛みの改善を目指します。
 

 


 

症状説明(膝)

knee case

ジャンパー膝(大腿四頭筋腱炎、膝蓋靭帯炎)

症状名にもありますが、ジャンプをする際は膝の曲げ伸ばしをします。この動作を長期にわたり繰り返すと、膝蓋骨(膝のお皿)上下の腱部に痛みを引き起こします。膝の曲げ伸ばしを繰り返す、バスケット選手やバレーボール選手に多い症状です。また走ったり、自転車通学したりする10代(成長期)にも多い症状です。

当院での対処法

痛みが強い場合は基本的に安静にしながら、アイシングをします。膝を動かせる状態であれば、大腿四頭筋を緩める。痛みの出ない範囲でストレッチをする。また膝の関節可動をして腱部の負担減少、また血流を促進させて痛みを軽減させます。ご本人には腱部に負担がかからないように姿勢の改善や、膝周辺の筋肉を緩める簡単な体操をしてもらい、一緒に痛みの改善を目指します。テーピングを使用する場合もあります。
 

 


 

ランナー膝(腸脛靱帯炎)

ランナーの方(ランニングされる方)に多い症状です。過度の膝の曲げ伸ばしにより、膝の外側部(腸脛靱帯の付着部)に炎症を起こします。また腸脛靱帯は大腿筋膜張筋とつながりますから、大腿筋膜張筋が付着している骨盤(腸骨)の歪みが原因で、痛みを引き起こす場合もあります。

当院での対処法

痛みが強い場合は安静。またアイシングをします。膝を動かせる場合は、大腿筋膜張筋から腸脛靱帯ラインを緩めながら、ストレッチも併用します。また骨盤や膝の関節可動をして、大腿筋膜張筋から腸脛靱帯の負担減少、また血流を促進させて痛みを軽減させます。ご本人にも患部に負担がかからないように姿勢の改善や、簡単な体操をしてもらいながら一緒に痛みの改善を目指します。
 

 


 

膝蓋骨軟化症

名前の通り、膝蓋骨(膝のお皿)の裏側にある軟骨がすり減ることで、膝周辺や膝裏に痛みを引き起こす症状です。
膝の曲げ伸ばしが多い。地面や床に膝をついて作業をする。家事をする時は正座になることが多い。膝蓋骨(膝のお皿)の動きが悪い。このような方に多くみられる症状です。
原因は、太ももの前に存在する大腿四頭筋(特に内側広筋)の筋力低下や、大腿四頭筋の拘縮(柔軟性の悪さ・血行不足)によるものが多いです。

当院での対処法

膝の痛みが強い場合は安静とアイシングを勧めます。施術が可能な場合は、大腿四頭筋をほぐしながらストレッチをかける。また、膝蓋骨(お皿の骨)の動きが悪い場合は関節可動をして、膝蓋骨の可動域を高めることで関節軟骨への負担を軽減させます。ご本人にも患部に負担がかからないような姿勢の改善や、簡単な体操をしてもらいながら一緒に痛みの改善を目指します。
 

 


 

変形性膝関節症

膝は太ももの骨(大腿骨)と膝から下の骨(脛骨)が重なり合い、膝関節を形成しています。この大腿骨と脛骨の間に関節軟骨が存在しますが、この軟骨がさまざまな原因によってすり減り、骨同士が擦れ合うことで膝関節の変形を起こします。症状は軽度、中度、重度と分かれて、軽度の場合は動き始め(階段を上る一歩目、一段目)に痛みがでますが、その後は痛みがなくなります。中度の場合は痛みが長引く、または痛みの回数が増えます。重度の場合は常に膝周辺に痛みがでる。ひどい場合は痛みで歩けなくなるため病院では手術を勧められます。

当院での対処法

軽度でも重度でも行う施術は変わりません。膝周辺の筋肉バランス調整と伸縮性の働きを促して、血流を促進させます。また膝関節の関節可動を痛みがでない範囲で施しながら、関節腔(大腿骨と脛骨の間隔)を戻します。ご本人にも患部に負担がかからないような姿勢の改善や、膝周辺の体操をしていただき、一緒に痛みの改善を目指します。
 

 


 

症状説明(足)

legs case

アキレス腱炎

ふくらはぎの下側(下部)や、かかとの後ろ側に痛みを引き起こす症状です。
営業などのお仕事で長距離歩く方や、趣味でランニングをされる方、またスポーツ選手の方にも多い症状です。
原因は、膝の曲げ伸ばしや足首を過度に動かすことです。
それにより、ふくらはぎから足底筋(足裏の筋肉)が疲労して、筋肉の柔軟性が低下することで、アキレス腱を傷つけてしまい炎症を引き起こします。

当院での対処法

痛みが強い場合は安静、アイシングを勧めます。足首を動かせる状態であれば、足底筋(足裏の筋肉)からふくらはぎをほぐしながら、ストレッチを行います。それにより、筋肉の伸縮性と筋肉内の血流を促進させます。また、足関節や膝関節可動をしながら、筋肉への負担を軽減させます。ご本人には普段の履物や歩き方、姿勢の改善も努めていただきながら、一緒に痛みの改善を目指します。※テーピングを使用する場合もあります。
 

 


 

足底筋膜炎

足裏は自分の体重を支えています。そのため、足裏には常に負担がかかります。
その負担を軽減・分散させるために足裏にはアーチが存在しています。このアーチが筋力低下や関節可動減少により崩れることで、体重の分散がうまくできず足裏の筋肉を傷つけてしまう症状です。
症状は動き始め(朝起きて、布団から立ち上がるときや一歩踏み出したとき)に足裏が切れるような痛み・感覚を感じます。また、症状が悪化すると、常に足裏に痛みを感じます。

当院での対処法

足底筋(足裏の筋肉)からふくらはぎの筋肉を緩めながら、ふくらはぎのストレッチをすることで血流が促進します。また足関節可動も使用して、体重分散が可能な足裏の状態に戻していきます。ご本人には普段の履物や歩き方、姿勢の改善、また足底筋の強化(トレーニング)や簡単な体操をしていただきながら一緒に痛みの改善を目指します。テーピングを使用する場合もあります。